「オトナになったらヨーロッパ。」
....熟し過ぎての初上陸。
世界一周中のバディー達からのLINE。「スペイン」「トマト投げ祭」「生ハム」「ビール」。あまりにも楽しそう
両隣近所からの情報「スペイン運転乱暴」「アムステルダム」「KLM航空」。
考えるの束の間。24時間後には「飛行機手配。アムステルダム経由バルセロナ着マドリード出$1650」「レンタカー9日間15万円」「スペイン専用ポケットWIFI1万円」「最初の夜のホテル8000円」手配。
立ち寄る場所はその日任せ。
(2015年8月23日カルガリー空港発9月3日着。)
今回の車BMW X1ディーセル、6速ミッション:エンストしまくり。スペインは乱暴運転ではないが、信号が道路横に小さくあったりして、見落としてしまったり、迷路の小道に入り込んでしまったりで、ちょっと大変。 |
有名なサクラダ・ファミリアbyガウディ
芸術鑑賞。その前に...
ビールと生ハム&オリーブ&子タコX2件バル。基本的にバーテンは喋らない。
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朝8時。ゴシック通りのテラスでアメリカーノ。ピカソ美術館へ向かう。 |
何処を見ても歴史をかんじる建物たくさん。反対側はヨットハーバー。 |
路地裏のテラスで、これからの旅程をMEETING。 今回のバディーは、とっても仲良しのレイチェル(日本人女子)と彼女の同級生の夢ちゃん。世界1周中の個性的でいいコンビだ。 |
最終的にはこういう動きになった。最初のMEETINGでは、白い街!フラメンコ♬、城だ!あの教会だ!と提案たくさん....しかし、まさかのアフリカ大陸上陸、昼からセルベッサ(ビール)、ビーチでの魚介類三昧、そしてポルトガルで感動のフィナーレを迎えることになるとは、この時、誰も思ってもいなかったのだ。 |
むかし、二人の男が喧嘩した時に近くにあったトマトを投げ合ったのが始まりという、実にくだらない話が祭りの発端。今では4万人を超える一大フェスだ。
朝7時ホテル前のバス停に集合。前もってカナダからネット予約。安ければ安いほどバスの中は盛り上がってるんじゃないかということで、バスと入場料で5500円の最安値。朝から何10台もとまっているバスから自分たちのバスを見つけ出すのは大変だった。我々3人が一番最後の乗客。スペイン人を待たせる日本人....さすがに朝7時集合では、皆眠そうだった。
バレンシアから専用バスで、およそ40分の小さな村。 日本語ツアーもバルセロナなどから出ているようで、日本人団体ツアーもたくさん。 安いチケットなので、このチケット売り場を探すのに一苦労。あっちだよとか皆言ってることがバラバラ。 なぜかネット予約時にはパスポートナンバーや誕生日など記入し、ここでもパスポート提示。厳戒態勢? 受付けが済めば、もちろん朝から乾杯です。 |
Cordoba バレンシアから530kmのドライブ。車のナビに従い5時間半。助手席ではレイチェルが、今夜のホテルを、ポケットWIFIを使い口コミなど頼りにIPHONEで探索。後ろの席では夢ちゃんが、IPADを眺めながらコルドバの見どころ研究。
ハイウェイはカルガリー間と同じくらい走りやすい。=景色が変わらない。ぶどう畑やオレンジ、オリーブなどの樹がおいしげる。ただ時々料金所がある。自動支払機など、走り慣れてない僕達には不安もあったが、基本的には日本と似ていて、ETC用の料金カウンターもあるので注意
夜10時街に到着。ビールとおつまみをスーパー(看板にはSUPERって書いてあった)に行こうとしたら、同じ並びに中華と寿司、鉄板焼き(悪くない)の食べ放題を発見。しばらくアジアンテイストに出会ってなかったし、10ユーロと割安なので、今夜はアジアン系で決定。スペインのレストランは夜8時オープンなんてところも多いので夜10時でも結構な人出で賑やかだった。
夜も12時になりそうだったので、ネットで予約してあったホテルへ。
着いてビックリの豪邸を改装したペンション。周りも超高級住宅街。本館は元々の持ち主の家具をそのまま引き継いだもの。
豪華、重厚、ナイスセンス♬客室館は最近増築しただけあって、ベッドも最新で気持ちいい。シャワールームもおしゃれだった。今回利用したホテルの中ではずば抜けての第1位の宿。
参考ホームページ
http://www.hotelriadarruzafa.com/en/story
この宿のマスター。超親切。スーパー超世話好き。とってもいい人。 |
居心地のいい裏庭。朝ごはんをここで食べたり、夜はビールやワインを楽しんだ。 |
ビーチには本当に海の家があって、ボートを使った七輪では魚を焼いている。こりゃうまそう!ということで、早速座って、ビールを3杯オーダー、何にしようかと考えていると、いかにも漁師なおっちゃんが、こりゃまた漁師の素晴らしい笑顔で、「あれを食えだのこれだの」(スペイン語で多分そう言ってるはず)大声で話してくるので、僕達も大声でペラペラと「SI.UNO CALAMARI(イカ)、プロファボー。」みたいな?なんかよくわからんけど大爆笑。
三人で食うんだよな?と聞くのでそうだよと言ったらこんな大きなイカちゃんが
巨大イカと下足。そしてサーデンの串焼き。味付けは岩塩。お好みに合わせてオリーブオイルのガーリック風味。激ウマ。 |
たぶんジャコの唐揚げ??岩塩とレモンのみ! |
漁師なおじさんが説明してくれたがよくわからなかった魚。途中寿司と言ったような気がする。 漁師風なおじさんも声でかいが、僕達3人も声でかいので、かなり賑やかで◎。これあとで試食させてくれた。サバっぽい味がした。すべてが豪快な漁師料理だった。旨さは半端ない↑。 潮風にふかれ、暑くも寒くもないし、おしゃべりして美味しいもの食べて、おまけにアフリカに向かって地中海も泳いで 三人で7000円ほど。 |
地中海初泳ぎ。かなり冷たかった。泳ぎ着けばアフリカ大陸があるはず。沖からトップレスのおばさんが歩いて来るのでビックリ。気づいたら夕方だった。世話好きな宿のマスターが洗濯機を貸してくれると待っているはずなので、ケナゲな僕たちはハイウェイで、宿へ戻る。夜は涼しい裏庭でビールやワインをのんで幸せ気分。 |
歩けばこの街は本当に素敵。石畳も手が込んでいて見事。
この辺りまで来ると、スペインの人は本当に親切。道を聞けば、いつまでもこんな感じで教えてくれる。 |
探し求めた「花の小道」。後ろのカテドラルもいい感じ。 明日はアフリカ大陸に行きたい!ということで、港町に向けて移動。 |
ホテルの前は港。色々な貨物船が停泊。治安はすごく良さそうな街。
地元の人で賑わったいたレストラン。夜10時過ぎでも大賑わい。とりあえず生ハム。 |
パエリア。日本で見かけるものより、地味。味も薄口。これが一般的。 |
この人もでっか~い声で笑わしてくれたオーナー。周りのテーブルの人も交えて大笑いの賑やかディナー。 モチロン、スペイン語。気持ちは通じてるということで。みんないい人達♬ |
朝10時のフェリーで、アフリカの小さなスペイン領「セウタ」まで1時間。先日の宿のマスターがモロッコは治安悪いからやめとけ。短時間ならセウタにいくべきだ。とアドバイスをもらう。旅ブログでもモロッコは物売りがうざいッて書いてあったしやめておくことに。セウタまでのフェリーをネットで予約。往復でおよそ1万円。大滝詠一のカナリア諸島♬もすぐそこだ。 |
アフリカ大陸初上陸。もっと、雑踏かとおもいきや、のんびりした雰囲気。車もマナーがいい。 |
結局、フラメンコは外から少し覗くだけで終わり、哀愁のスパニッシュギターライブは見ることもなかったが、夜の大聖堂を見ながらビールをのみ、満月を奏でながら散策して気持ちよかったので、大満足なのであった。
次の朝も各自バラバラに朝食。その後、フロントの’12頭身系の超モデル系ギャル’スタッフに、ゴキゲンなビーチが無いか聞いてみる。GOOGLE IMAGEを見せてくれながら、「ポルトガルの、ここにいったらいいわ。ほんとに綺麗だし、私も大好き」ってことで、朝ごはんを食べてるレーチェルと夢ちゃんに「ポルトガルに行こうか」「行こう!行こう」ってことでホテルをチェックアウト。二人には「今朝のフロントの人、モデル系だよ」と伝える。「ホントだ」「私もあんなにかわいかったら人生変わってたかも」と三人で盛り上がりながらチェックアウト。
PORTUGAL-Madrid
今日が3人で一緒にドライブをする最後の日。ポルトガル経由でマドリッド着はおよそ1100kmの距離になる。最後だし頑張ろうということで、 朝10時半出発。
いままで一緒にドライブをした距離1400km。狭い空間でいろいろな話をしてきた。
人生、仕事、恋、家族。くだらない話も..それも今日で最後。この三人で、再び一緒に旅に出るのは、きっと無いだろう。
仕事を再開し、新しい家族ができ、それぞれに違う道を進むことになる。
ポルトガルの国境を超える頃、三人のおしゃべりもピークを迎える。まさにピークだった。
そして、気持ちも高ぶったままでのPraia da Marihanaは最高に美しく、僕達の旅の終わりを締めくくるのに最高の場所だった。
綺麗な景色を堪能した後、近くのプールのあるレストランでランチ。ポルトガルは、びっくりするぐらい、まずかった。
プールサイドでお昼寝をし、車に乗り込み、いざ!マドリッドへ800kmのドライブを始める。途中に寄ったドライブイン@Monasterio,Extremaduraが、生ハム工場直営ドライブインだったみたいだった、生ハム直売もすごい人出。持って帰れたらな~と思いながら、隣のバルへ。ビールサーバーまでもが生ハム!生ハムウマイのである。生ハムバンザイ!オリーブもウマカ。スペインバンザイ♬
再度、車に乗り込みナビを見る。到着予定時間夜の12時半。ホテルに、遅くなるねと電話。
ただひたすら走る、はしる。ハイウェイを走る。
マドリッドのホテルでチェックインをし、離れた駐車場の帰り最後の乾杯をしたのが夜中の1時過ぎ。街には怪しい客引き、道路にはゴミが散乱し、石畳も雑なものに変わった。何処にでもある都会の風景。29歳の女の子二人と、49歳のおじさん三人での旅が終わった。最後の乾杯は何処で飲んだビールよりも、美味しいものではなかった。
次の朝も各自バラバラに朝食。その後、フロントの’12頭身系の超モデル系ギャル’スタッフに、ゴキゲンなビーチが無いか聞いてみる。GOOGLE IMAGEを見せてくれながら、「ポルトガルの、ここにいったらいいわ。ほんとに綺麗だし、私も大好き」ってことで、朝ごはんを食べてるレーチェルと夢ちゃんに「ポルトガルに行こうか」「行こう!行こう」ってことでホテルをチェックアウト。二人には「今朝のフロントの人、モデル系だよ」と伝える。「ホントだ」「私もあんなにかわいかったら人生変わってたかも」と三人で盛り上がりながらチェックアウト。
PORTUGAL-Madrid
今日が3人で一緒にドライブをする最後の日。ポルトガル経由でマドリッド着はおよそ1100kmの距離になる。最後だし頑張ろうということで、 朝10時半出発。
いままで一緒にドライブをした距離1400km。狭い空間でいろいろな話をしてきた。
人生、仕事、恋、家族。くだらない話も..それも今日で最後。この三人で、再び一緒に旅に出るのは、きっと無いだろう。
仕事を再開し、新しい家族ができ、それぞれに違う道を進むことになる。
ポルトガルの国境を超える頃、三人のおしゃべりもピークを迎える。まさにピークだった。
そして、気持ちも高ぶったままでのPraia da Marihanaは最高に美しく、僕達の旅の終わりを締めくくるのに最高の場所だった。
三人で撮った最後の写真。夢ちゃんレイチェル頑張れよ。 |
綺麗な景色を堪能した後、近くのプールのあるレストランでランチ。ポルトガルは、びっくりするぐらい、まずかった。
プールサイドでお昼寝をし、車に乗り込み、いざ!マドリッドへ800kmのドライブを始める。途中に寄ったドライブイン@Monasterio,Extremaduraが、生ハム工場直営ドライブインだったみたいだった、生ハム直売もすごい人出。持って帰れたらな~と思いながら、隣のバルへ。ビールサーバーまでもが生ハム!生ハムウマイのである。生ハムバンザイ!オリーブもウマカ。スペインバンザイ♬
再度、車に乗り込みナビを見る。到着予定時間夜の12時半。ホテルに、遅くなるねと電話。
ただひたすら走る、はしる。ハイウェイを走る。
マドリッドのホテルでチェックインをし、離れた駐車場の帰り最後の乾杯をしたのが夜中の1時過ぎ。街には怪しい客引き、道路にはゴミが散乱し、石畳も雑なものに変わった。何処にでもある都会の風景。29歳の女の子二人と、49歳のおじさん三人での旅が終わった。最後の乾杯は何処で飲んだビールよりも、美味しいものではなかった。
いろいろありがとうね。レイチェル&夢ちゃん。 |
完
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